敬天愛人~「良きことを思い 良きことを行う」、ある女性の人生~

雪ですね。

外出の予定もとりやめて、うちで静かにしています。

ほんとうは出かけたかったのだけれど。

経由駅の混乱ぶりを知り、これはやめておこう!と。

そんな未来を知ってか知らずか、ご予約のキャンセルも舞い込んで・・・。

う~ん。宇宙よ恐るべし。

まぁ、こんなシンクロもありだよね。

自分の決断に自信を深めたのでした(笑)。

もちろん、キャンセルは残念!

またのお越しをお待ちいたしております^^。

ところで・・・。

もしもこの世界の。

すべてが虚構で、あらゆるものが自分のためだけに創られたものだとしたら・・・。

わたし以外の人は、わたしにいろいろな体験をさせてくれるための登場人物だとしたら・・・。

この目で見るものも
この耳で聴くものも
この鼻で嗅ぐものも
この手で触れるものも
この足で歩く大地さえ

わたし一人だけのために、瞬間瞬間即席で創られているとしたら・・・。

ふと、先日。

そんな想像が、妙な実感を持ってわたしの中に生まれてね。

それが面白いから、しばらくそんな空想に浸っていました。

そうしたらね。

はてしのない感謝の念とともに。

な~んだ、そうだったのか。

世界は、わたしを喜ばせたくて仕方がないのね。

でも、そればっかりじゃ飽きちゃうから、時々、適度な刺激を盛り込んで。

いろんな事をわたしに体験させてくれようとしているのね。

つまり・・・。

ひょっとしたら、この世界には、わたしひとりっきりなのかもしれないゾ!!!

そんなことを想ったら、なんだか妙にほっとしちゃったよ。

そしてね、変な怖さがなくなっちゃった。

こうしなくちゃいけないとか。
こうであるべきだ。
これをしないと愛されないゾ、とか。(これはもう脅しですね、笑!)

まだまだそんなものに縛られていたわたし。

それがね。

ひゅーガラガラっ、ポンっ!て。

音をたてて崩れちゃった。

そりゃぁ、もう豪快だったよ。

一瞬で世界が変わるって。

こういうことだね。

概念の背比べ。

ほんとうにもうおしまい。

この間は、レベル6って適当に言ってみたけれど(笑)。

おかげさまで、祝☆卒業です!

たぶん、わたしはそういうものを、がっつり持って生まれてきたんだと思う。

でもね。生まれつき、そんなものがない人(ほとんどない人、少ない人もふくめて)も、きっとたくさんいるんだよね。

でも、しばられていたからこそ分かること。

たくさんあるんだよね。

いうなれば、それが、わたしらしさかな(笑)。

だからね、いちいち解放されるとうれしくて。

こんな風につづっちゃうのね!


そうしたらね。

こんな人の本に出会ったよ。

知る人ぞ知る。オーガニックコットンブランド、プリスティンを立ち上げた、渡邊智恵子さんの自伝です。

先日。

オーガニックコットンのセーターが欲しいと思って、ひさしぶりに訪れた自由が丘のプリスティン。

お会計を待っている間。

お茶をいただきながら、サイドテーブルにあったこの本を、ふと、手に取った。

ぱらぱらっと見て、わたしが好まない言葉の表現もあったのだけれど。

この人が、プリスティンという上質なオーガニックコットンのブランドを立ち上げた人だと知っているから。

そこを信じて、購入することに。

帰宅して。

読み返したら、もう止まらない。

生まれた時から、自分のことはラッキーだと思って 、「よきことを思い よきことを行う」。

そんな信念で生きてこられた人がいるんだな、と感動した。

途中ね。

感謝の想いがつづられた部分には、何度も目頭が熱くなったよ。

そしてね。

風の城のめざす方向って、こういうことなんだって思った。

最後にね。

この本の中で出会った素敵なことばをひとつ。

「敬天愛人」

天を敬い、天が人を愛するように人を愛する。

西郷隆盛が座右の銘とした言葉であり、京セラの創業者である稲盛氏が基本理念に掲げてきたことばだそうです。

表現は違いますけれど、これって、まさに「宇宙の愛」ですよね。

この本を読むと、オーガニックコットンを買い続ける意味が、わかります。

そして、これから先の企業のありかた。

そして、わたしたち消費者の在り方にも、目が覚めるんじゃないでしょうか。

ご興味がある方、ぜひお手にとってみてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください