「王家の紋章」とわたし

ouke

ミュージカル、王家の紋章、観てきました!

メンフィスはもちろん、平方さんのイズミルと、新妻さんのキャロルを目当てに行ったのですが・・・。

ウナスやルカもいい!!!

物語の登場人物が、そのままに!!!

衣装もヒエログリフの刻まれたセットもいい!!!

昔懐かしい乙女心がキュンキュンしました。

アイシスの歌声のすばらしさと存在感に思わず引き込まれましたね。

オープニングから割合すぐの段階で、舞台上の人がみんなで歌うシーンがあったのですが、こうしてみんなが一体となってひとつの世界をつくりあげることの美しさに感動して、涙がこみ上げてきました。

物語が立体的になり、漫画を読むのとは全然違う。

生の人間が演じるっていうすばらしさに大いに歓喜しました。

ああ、人間ってすばらしい!!!

実は、王家の紋章は、川崎にお嫁に来るときに処分してしまったので、もう長いこと読んでいなかったのですが、高校時代は、王家の紋章のカレンダーを買ってみたり、大学時代の友人が久石譲さんが作曲した王家の紋章のCD(この中の曲を、昔、伊藤みどりさんがエキシビションでつかったと記憶しています)を持っていたので 貸してもらったり・・・。

ouke2当時は相当はまっていました。

新刊が出るたびに本屋に走ってましたね。

出会いは小学校のとき。たしか3年生くらいだったかな。

教室にあった学級文庫の棚に、なぜか一巻だけおいてあった王家の紋章。

よく意味がわからないまま読んで、ナイル河に主役が落ちて話が終わったのだと思っていました。

しかし、その数年後。

耳鼻科だったか、骨接ぎだったか。

待合室で「王家の紋章」と再開。

おーーーー、あれには続きがあったのか!!!と狂喜したこともなつかしい思い出です。

なぜか、むかしから、古代エジプトの衣装とか、ヒエログリフとかに惹かれる子供でした。

だから、再会できてとてもうれしかったんですね。

(写真は、麗しのメンフィス王!生きてこの目で見られるなんて、笑!)

そして、今回舞台を観終わって驚いたのは。

その影響力のまぁ大きいこと!!!

ライブや舞台って見終わったあとの興奮は冷めやらぬものですが、この王家の紋章は何かが違う。古代エジプトとわたしをつなぐ何かが、強烈に語りかけてくるような・・・。

舞台を観て、感じた事。

とてもとても大きくてなかなかつかみ取ることができませんでしたが、数日を経て、ようやく今、それが明確になりつつあります。

そして、そのことに気が付く過程の中で、自分がかつての意識状態から、かなりの変容を遂げているんだな、ということを実感しました。

わたしたちも、地球という舞台の登場人物。

役者さんたちがひとりひとり役を与えられているように、わたしたちもまた、この地球という舞台で、「個」という役を与えられているんだな。

そして、どの一人がかけても、世界は成立しない!

全身全霊で物語の人物を演じている役者さんたちを観ていて、そんなことを思いました。

役を演じるには、その役を理解することから始めなきゃならない。

自分を生きるためには、自分を理解するしかなくって。
それが一筋縄じゃいかないから、きっと、わたしは何度も生まれてきている。

そんな自分と、役者さんたちが役を演じる、ということがダブって、親近感がわくと同時に、この役者さんたちのように真摯に自分に取り組みたいなと情熱が沸き立ちました。

(舞台の役者がみな不真面目で、自分の役に興味がなかったら、とんでもなくつまならい舞台になるでしょうね。)

それほど、役者さんたちのパワーがすばらしかった。

地球という舞台が、たくさんの魅力的な役者さんでいっぱいになるといいですね!!!

大人気の王家の紋章。

なんとすでに再演がきまっております。

来年は、もっと、メンフィス、イズミルに会いた~い!!!

ということで、チケットゲット、がんばります!!!

王家の紋章のPVみつけました。

よかったらお楽しみください。(もちろん、ライブにはかないませんが。)

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