希望という笑顔

この音を聴かなくては
決して触れられることのない
深い深い心の奥底を
耕される心地

どうしてだろう

その音を聴けば
ああこれだと
心の奥底が
その扉を開くのである

以前から、フジ子ヘミングさんの演奏がとても好きです。

その音が、悲しみも苦しみも喜びも、すべてを知っているからでしょうか・・・。

こういう音色は秋冬にこそふさわしい。

そんな風にずっと思っていたけれど・・・。

この春、わたしは今、フジ子ヘミングを聴いています。

そうして、フジ子さんの奏でる音を感じていたら、こんな感触が沸き起こりました。

奥底でうごめく
いろいろな感情が
滲み絵のように響きあって
その感じが
とてもいい

ああ
これが
人間なんだなって・・・

フジ子さんの音が、もっともっともっと好きになりました。

先日は、お客さまとの会話の中で、ささやかながらわたしの体験談を少し・・・。

わたしはとても器の小さい人間だけれど、
気づきが起きた時に、
その器のサイズがほんの少しだけ大きくなって、
新しい世界の感触が流れ込んでくることがとても嬉しい。

その感触は何度体験しても飽きることがない。
そんな瞬間、魂がとても喜ぶのを感じる。

それが楽しくて、面白くて。
だからこうして生きていられるんだ、と。

今生のわたしという個性―それはギフトでもあるのだけれど―
を通じて、まだ知らない愛を体現すること。

人として、人とのかかわりの中で新しい境地を体験していくことが、わたしの永遠の興味であり楽しみです。

こんなわたしのささやかな体験談が、時々、誰かの希望になることがあるようです。

目の前のあなたが、希望という笑顔を今この瞬間に見出してくださること。

これ以上の喜びがあるでしょうか・・・。

今日は、春一番が吹きましたね。

うちのベランダでは物干し竿が吹き飛ばされて落ちておりました!

みなさんは、どんな春を迎えていらっしゃいますか?

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