子守歌

「お腹にいる自分の赤ちゃんに聞かせるように歌ってみて」

そういわれてトライした一回目。

「それじゃぁ、大きすぎ。赤ちゃんが起きちゃうよ。」

歌いだし早々に指摘されてやり直し。

二度目は、氣がつけば、わたしはハミングで歌っていました。

今、正しいボディイメージを自分のものにするために、定期的に葉山の先生のところまで通っています。

この日は、声を出すワークの中で、最後に歌うという流れになったのでした。

「なんでもいいから知っている歌を歌ってみて。」

そういわれて、口をついて出たのは「ふるさと」。

でも歌詞は、冒頭のワンフレーズしか覚えていなくて。

あとは、「るるる~」とか「ららら~」で。

「お腹の赤ちゃんが起きないように」と指示されて、二度目がハミングになったのは、自分でそうしようとしたのではなく、氣がつけばそうなっていた!

そのハミングで、最後まで歌い終わった時。

涙があふれた。

悲しいわけでも、うれしい訳でもなく。

これまでに体験したことのない感覚だった。

何かとても大切なことをわたしは理解している瞬間なのだと直感した。

その感触の確かさは明確で疑う余地は一切なかった。

その中で、ただ一つ、言葉としてとらえられたこと。

「お腹にいる自分の赤ちゃん。」

それは、わたしそのものだったということ。

その体験の直後から、まだ数日。

この時、わたしが理解したものが何だったのか。

日々出会う様々な関係性の中で、自分の体感の変化として体験しつつあります。

けれども、今はまだ。

わたしはそれを表現する言葉を持っていません。

この記事の書きかけをパソコンに保存した直後。

夕食の時に観たとあるアニメのエンディングは、主人公の少女がその両手の中で、敵対していた少年の魂を子守歌で癒すというものでした。

今年は桜が早かったですね。

みなさんは、お花見は楽しまれましたか?

今朝ほど、わたしのお気に入りの場所の桜は、もう散り始めていました。

頭から胸まで桜の花に包み込まれるように、その懐に佇んでいると、ハートのあたりに響いてくる桜の花のエネルギーを感じました。

余韻を味わいながら、その場所から離れて歩いていると、鳩尾から腰までがふわっと緩んで、歩みがスムーズになりました。

ゆで卵の皮をむいたように、一皮むけたわたしの心に、今年の桜は何をささやいてくれたのでしょうか・・・。

 

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