生まれてくる子供たちとレイキ2

生まれたばかりの赤ちゃんへのレイキ

生まれたばかりの赤ちゃんといえば、エネルギーが潤沢でレイキが必要ないかと思えば、実はそうではないようです。

狭い産道を通って命がけでこの世に生まれてくるのです。

ダメージがないわけがありませんね。

お腹の中と外では環境も大違い。刺激もうんと大きくなりますし、新しい世界へ適応する必要もあります。エネルギーはいくらあっても足りないくらいでしょう。

それに、赤ちゃんほど愛を欲する存在、また、愛を抱かされる存在もありませんね。

心で、見て、感じること。

これは、もっともシンプルな愛の表現だと思いますが、レイキをする、ということは、このことに似ています。

レイキをする、という行為そのものが、「ちゃんと見ているよ」という赤ちゃんへのメッセージになるんですね。

まさに、あいらぶゆ~♡、と言っているようなものです^^。

「赤ちゃんの体が熱くなってきた!」

そうはいっても、なかなか生まれてすぐの赤ちゃんにレイキをさせてもらう機会はありませんね。

わたしの姪(今はもう6歳になりました!)が生まれた時の記録から、その時の体験を抜粋してご紹介させていただきますね。

生まれたばかりの赤ちゃんにレイキをさせてもらう機会を得ました。

出産の翌日、ママにレイキをする傍ら、赤ちゃんと遊ぶつもりで少し頭部にレイキをしてみました。意外にも頭部に熱感がありよく反応しました。

生まれたての赤ちゃんが、こんなにもレイキに反応するのは意外でしたが、出産というのは赤ちゃんにとっても大仕事。頭蓋骨を変形させて狭い産道をくぐり抜け、やっと誕生したと思ったら、今度は、新しい環境に適応しなければなりません。案外レイキのエネルギーが助けになるようです。

これをきっかけに、入院中に、赤ちゃんにもちょこちょこレイキをさせてもらいました。この病院では、赤ちゃんは新生児室のベッドで寝ているのですが、日に何度かの授乳時間はママと一緒に過ごすことができます。

この授乳時間に、ママや赤ちゃんの自然な動きを阻害することがないよう、赤ちゃんの反応をみながら少しずつレイキをしていきました。最初は手をかざす程度にして様子を見ました。

小さい子供や動物などは、エネルギーに敏感なので、特に必要のない時は、レイキを嫌がる場合がありますが、この赤ちゃんは、胎児の時からママのレイキとわたしの定期的な(週に一度)レイキヒーリングを受けていたせいか、レイキをまったく嫌がりません。

面白かったのは、赤ちゃんの小さな手にわたしの指を置いてみたら握ってくれたので、そこからレイキをしてみました。しっかり握ってくれて、レイキをよく吸収している感じがしたので、しばらくそのままにしていました。すると、赤ちゃんに授乳をしていたママが、「赤ちゃんの体が熱くなってきた」と驚いていました。

入院中、反応が顕著だったのは、頭部でした。

生まれたてならばエネルギー満載で、レイキなど必要ないかと思いましたが、赤ちゃんも小さな体をフル回転させて懸命に生きていることを実感しました。ただ、大人と違って、レイキをすると反応が良く、快復力が断然早いです。

背中や腹部の方にも軽い響きを感じましたが、こちらはじっくりとレイキしてみる機会はありませんでした。

この赤ちゃんには、幼稚園の年中さんくらいまではおよそ週に一度はレイキをさせてもらいました。

小さい子供はじっとしているのを嫌がるので、歩くようになってからは、寝入った隙を見計らってレイキをしました。

2歳くらいまでは、頭や体など、いろんな箇所にヒビキがよく出ていましたね。

彼女が、胃腸が活発で食欲が旺盛なのは、このころ内臓によくレイキをしたせいかもしれません。今の時代よく見られるアレルギーなどもありません。なんでもよく食べます。

胃や肝臓、腸、腎臓、そして頭部には本当によくレイキをしました。

感情表現もゆたかで、日々、生きる喜びに満ちている彼女の存在には、本当に励まされます。

赤ちゃんへのレイキは心地いい

そもそも、赤ちゃんに触れさせてもらうこと自体、とても心地がいいものです。

生まれたての温かく柔らかい赤ちゃんの体の感触は、わたしたちをしあわせにしてくれますね。

その上、赤ちゃんは小さいのでレイキをするのがとても楽です。特に、生まれて間もないころは、大人の手の平ひとつでお腹や背中をケアできるほどです。両手で体を前後から包み込めば、胴体をまるっとレイキできてしまいます。

それに、大人と違ってレイキをした時の反応もとても良いです。まだエネルギーが固まっておらず柔らかいので、柔軟性があって反応が出やすいんですね。

非常に大まかなイメージですが、わたしたちの肉体は生まれた時が「温・柔」ならば、死は「冷・硬」と表すことができます。わたしたちは生まれた瞬間から、「温・柔」→「冷・硬」に向かっているわけです。

個人差はあるものの、大人は、加齢やそれまでの生活習慣、思考の偏り、環境の影響などで、冷えの蓄積やエネルギーの偏りが深くなっていきます。この冷えやエネルギーの偏りがあるレベルにまで達すると病気として顕在化してくるのです。

ヒビキは、病気になるうんと前から出ているので、その段階でさっさとレイキをしてヒビキを解消しておくのが、レイキの上手な使い方ですね。病気になってしまってからでは、何かと大変です。

もちろん、赤ちゃんにも冷えや(体が小さい分、暑さ寒さなどの影響も受けやすいです)エネルギーの歪みといったことは起こるのですが、まだ体が温かく柔らかいので、レイキなどの刺激を受けるとすぐに元(あるいは新たなバランス)に戻ろうとするのですね。

赤ちゃん、あるいは小さい子供へのレイキは、大人程手間がかからない上に、わたしたちにしあわせな感触をもたらしてくれます。

赤ちゃんへのレイキのメリット

もし、ママがレイキを身につけていれば、赤ちゃんを抱いた瞬間とか授乳中、赤ちゃんに触れた手からヒビキや違和感を感じて、赤ちゃんの異常を早めに察知するということができるでしょう。

その異常箇所にレイキをしてヒビキを抜いておけば、未病のケアとして非常に役立ちます。

病気になってしまった場合でも、レイキができれば、病気の経過を後押ししてくれます。

たとえば、風邪になりかけの時など、抱いた赤ちゃんからぞくっとした感じが伝わってきたり、いつもとは違った匂いがすることもあります。

そんな時は、サインだと思って、レイキをしているとヒビキがでてきて、そうした違和感が解消されていきます。レイキをしたことで、かえって治癒力が活性化されて発熱をともなう風邪になることもあります。

レイキをする、ということが良いコミュニケーションにもなって、まだ言葉の通じない赤ちゃんに関わるご家族の不安も随分と軽減されるのではないでしょうか。

それだけでなく、レイキのエネルギー自体が安心感や精神的な安らぎをもたらすので、赤ちゃんの心の面にも良い作用が期待できます。

赤ちゃんとの日常の中に上手にレイキを組み込んでいくとで、自然と良き信頼関係が育まれるという面もあるでしょう。

何しろ、レイキは、「見ているよ」というもっともシンプルな愛情表現でもあるのですから。

どうでしょう・・・。

これから子供を持ちたいとおもっていらっしゃるみなさんに、レイキで子育てしてみたいなぁ、と興味をもっていただけたでしょうか?

「ママ、レイキして!」あるいは、「パパ、レイキして!」。

そんな光景が、多くのご家庭の中で日常の一つとなったら、日本全体の雰囲気もだいぶかわるんじゃないかなぁなんてわたしは思っています。

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