レイキが深まる時
レイキの手当が素直にできるようになった。
今思えば、以前は、もっと「どうにかしてやろう」という氣持ちがあった。
ヒビキもとれるし、レイキで経過させることもできていたと思うけれど、今は、もっと明確に変化を感知し、理解できるようになった。
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お客様がそんな氣づきをお話しくださいました。
もうレイキは何年も前にレベル3まで学ばれたベテランさんで、ふだんからレイキをよく使い、遠隔でもすばらしい感受性を発揮されている方です。
にもかかわらず、ご自分のレイキに対して、「これまではできていなかった」との想いを吐露されたのです。
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しかしこれは、決してそれまでレイキができていなかったのではありません。
意識が成長し、レイキを感知する心が深まったのです。
自分自身への深い氣づきにより世界観が変わるとき、こういう事がおこります。
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「どうしたらレイキが上手になるのでしょうか?」
「とにかく実践しなさい。」
「経験を積みなさい。」
レイキをある程度のレベルまで真摯に取り組んだ人ならそう答えるでしょう。
実践と経験の積み重ねから来る意識の氣づき以上に、この世界のことを教えてくれる先生はいないからです。
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このお客様の場合も、ご自身への深い氣づきを経験されている最中のことでした。
そんな中、ご家族にレイキをする折、それまでのご自分とは違うレイキの感覚を見落とさなかったのです。
「もう長くやっているレイキなのに!!!」という驚愕とともに語ってくださったのは、
「謙虚になれたのだと思います」というお言葉でした。
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自分に力があると思うからこそ、なんとかしたいと思う。
これは悪いことではありませんが、人は往々にしてやりすぎてしまうものです。その心の裏にあるのは、十分に与えられていないという世界への不信です。
結果として今や自然は破戒され、人は自然とどんどん切り離されてきました。
内なる「自然」に氣がつくと、その自然がかけがえのないものになります。そして、それを大事にしたいという氣持ちになります。
そうした時はじめて、人は、今まで自分たちが破壊してきたもの、失ってきたものの大きさに氣づくのです。
そうして人はようやく謙虚になります。
このお客様の心の中にも、そんな意識の変遷の一端があったのかもしれません。
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レイキの実践とは、自分の中にある「自然」に氣づくこと、とも言えます。
「自然」を侵さぬよう、あるがままに発露させてあげることが大切です。
その自然の発露とともに、持って生まれたその人の個性も可能性も溢れ出て行くからです。
だとしたら、レイキをする自分はどんな心であればよいのか?
そんな「問」が生まれた人はしあわせです。
真摯に謙虚に、レイキの実践を通じて自身の生を深く豊かにしていくことでしょう。
その人に満ちる微笑みと安らぎが、周りの人々をもしあわせにするでしょう。
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写真は、オリーブの根本に咲いていたクリスマスローズ。芽が出てきたころ、古い葉を切り払ったのはいつだったか?この温かさに、あれよあれよというまに大きくなっていて驚きました!