Mさまへ「レベル2レポート」のお返事です☆彡

Mさまから「レベル2レポート」と題されたお便りをいただきました。

レポートというだけあって、密度の濃いMさまの想いが丁寧に整理されて綴られているので、このまま掲載させていただくことにしました。

Mさまのレイキへの想い、ご自身に真摯に向き合っておられるのを感じて胸が熱くなりました。

想いを言葉にするということは、とても大きな熱量と労力の伴うことです。

せっかくですから、ここで、わたしからMさまにお返事を届けたいと思います。

(長いですので、お時間のある時にどうぞ。)

 

Mさま(黒)、かおる(緑)の往復書簡

かおる先生のブログに魅せられ、年に数回風の城に通うようになって7年、別スクールでアチューメントを受けましたが、改めてかおるさんの言葉でレイキ2を考察することは、味わい深く楽しい時間でした。

レイキ1に続きマスターである大好きな先輩が、モデルとして時間を共有して下さいました。このことがさらにリラックスして活発に質問や発言ができる講座になったと大変感謝しております。

こちらこそ、ありがとうございました!

モデルをしてくださったKさまを含めて、和やかでとても楽しい時間でしたね。

もうレイキの実践のキャリアも長いMさまにレベル2を受講いただけるのはとても光栄なことでしたが、新たにお届けできるものがあるのだろうか?という一抹の不安もありました。しかし、起こることには意味がある。きっと、時を共にする間に、必要な体験があるのだろうと思いました。

蓋を開けてみれば、シンボル・マントラの使い方の違いもあり、遠隔の方法については風の城へと伝わる基本をお伝えすることができました。

すでに経験のあるMさまだからこそ、それぞれのシンボル・マントラの違いを丁寧に味わいながら実習することができたことも、とてもよかったですね。

おかげさまで、わたしににとっても豊かで新鮮なひとときでした。心より感謝申し上げます。

マンツーマンレッスンやヒーリング、風のつどいや木陰の会など、長い学びの中での知識の共有をベースとした講座でした。語り合う中で新たに腑に落ちることも多々ありました。シンボルやマントラを使うことは、不可思議な能力を得ることのようにも思います。でもかおる先生のおっしゃる通り、人間だからできる。つまり顕在/潜在意識にこういうことをすると宣言をして潜在能力に働きかけることができるから、という部分もあるのではないかと思いました。

講座だけでなく、練習会などで継続してお会いする中で、レイキの本質を分かち合っていくことがわたしは好きです。お会いして、一緒にレイキをして、言葉を交わすことで養われていくものがあるからです。

実は、わたしのレイキの学び舎としての理想は、レイキ道場のような場で氣軽に人が立ち寄り、互いにレイキをしあうような、そんな場へのあこがれがあるのです。いったい、どこで、どうやって?と思うのですが、ずっと昔からそんなイメージがあります。

かおる先生のテキストは、どなたにも分かりやすいように丁寧に書かれ、内容も深く細かく、探究熱心さが表れているように思いました。資料部分も含め情報が豊富で、その場では読みきれませんでしたが、講座のあと興味深く読ませて頂きました。

ありがとうござます。より分かりやすいよう、わたしが改定や追加をした部分もありますが、わたしの先生からいただいた情報の豊かさには感謝するばかりです。

そしてこれは私個人の話になりますが、講座をあらためて受けたことで、これからは私に合った使い方でレイキをしようと思うようになりました。私はシンボルとマントラをしっかり生かした方がより良いレイキができるのではないかと気付いたからです。

講座をきっかけに新たな氣づきが生まれたのですね。とても嬉しいです。

レイキをする人の中にもいると思いますが、私はHSPだということが最近分かりました。この資質は一つのことに没頭することが苦手です。周囲の細かい情報を絶えずキャッチできる反面、それに対する多元的に起こる考察に、集中の何割かを奪われることが多いです。

レイキは受動的な面が多く、ひびきや身体を通るエネルギーを感じようとすると他の感覚情報にも敏感になり、その結果レイキに対する集中は、難しくなります。

レイキに身をゆだねつつ、感覚的な情報もキャッチすることの難しさは、レイキの実践を通じて繊細になっていく感受性を受け容れる過程でもよく生じるものだと思います。(これは、レイキへの取り組み方や、持って生まれた氣質の違いによるところが大きく、だれもが認識するということではないようです。)

わたしの場合は、「心地よいはずのレイキなのに、なぜ、こんなに違和感や心地の悪さや辛さを伴うのだろう?」と、随分自問自答しました。しかし、今では、こうした「嫌な感覚」こそが真実への鍵であったことを学んでいます。

HSPの方は、ある意味ヒーリングの才能にたけていると言ってもいいでしょうが、感受性が鋭い分この「鍵」をどう扱っていくかをよく研究してみる必要があるでしょう。

私の経験ではレイキは自身や相手の方からのヒビキを感じるほどたくさん通るものだと思います。シンボルを使いこなすことで、自ら意識に働きかけエネルギーの流れの方向性を潜在的にも意識できるのではないか?HSP的無意識な思考をレイキエネルギーにゆだねられるようになるのではないかと思いました。せっかくなら効果的にレイキを使いたいので、今後はその仮説のもとに練習と実践を重ねたいと思っています。

すばらしいですね!自分なりに仮説をたてて実践していくことはとても大切なことです。

実は、わたしも自身もレイキの実践の中から「きっと、こういうことなんじゃないか?」という疑問が生まれ、仮説をたて、実践し、研究を続けてきました。

そうした流れの中で、レイキで一般的にそうだと広まっている情報の中には非常に一面的であったり、真実とはかけ離れているものがあることを知りました。

また、手当の体験の中で氣がついた違和感や疑問を越えていくためには、どうしたらいいか?ということを問いつづけ、今、ようやくひとつの答えに辿りつき新たな境地に降り立ったところです。

目に見えないエネルギーの世界は、私にとってはまだ探求の対象、実践と体験を重ねて身につけている途上の、外の世界のように感じています。ですが、お話を聞いていて、すでにかおる先生は、それが当たり前の世界にいるように思います。その中でレイキを味わい実践されている、かおる先生のレイキの世界は、さらに進化し変化していくのでしょう。

おっしゃる通り、わたしもまだまだ学びの途中です。今は、長年の探求は一息ついた感がありますが、今後は、その学びをどういう風に表現していったらいいか色々と試行錯誤もしているところです。

マスターではない私がこのようなことをいう資格はないかもしれませんが、個の時代であるいま、レベル1、2、3などの枠にはめられたレイキの授業のシステムは古くなったのではないか?一人ひとりの資質や感受性に寄り添ったフレキシブルなレッスンがあっても良いのではないか?と今、あらたに感じています。実践を重ねておられるからこそ、かおる先生はそんなレッスンを可能にできるのではないかという予感があります。

ああ!こういうご指摘、ごもっともに思います。わたしも、何か新しい形はないもんかなぁ、とよく思うのですが。実は、もう、それってマンツーマンレイキレッスンとか、こかげの会あたりで形を成しているような氣もするんですよね。

また、自分が学びを深めてしまうと、初心者だったころの氣持ちって忘れてしまうので、学んだ形が古臭く感じられるのですよね。

ところが、初心者の目線になってみれば、レイキというベースを丁寧にお伝えするのには今の講座形式は非常に優れているんですよ。風の城の場合は、基本マンツーマンですしね。割と、お一人お一人のペースや資質に合わせて進めさせていただけてるんじゃないかな、とは思います。

次のかたちがあるとすれば、もう「レイキ」という言葉を使わずに宇宙の本質をお伝えすることでしょうかね。(まだまだわたしには、ハードルが高い!)

良い学びができたと思います。先生のレイキの世界がますます素晴らしいものになりますように!!!私自身の実践と体験がより確信に満ちたものとなりますように!!!ありがとうございました。

こちらこそ、本当にありがとうございました。

今回、このような形でお返事をさせていただきましたが、Mさまの胸を借りてわたしも言いたいことが言えたように思います。

あ、今、漢字変換で、「言えた」と書こうとしたら「癒えた」と出ました。

たしかに!!!

本音を言うことができるのならば、人の心は癒えるものだよね、妙に納得しましたよ。

こういう偶然もおもしろいですね!!!

響きあう心の往復書簡をしたためているようでとても楽しい時間でした。こうして、またとない機会をいただきましたことにも心より感謝申し上げます。

ともにレイキという道の同志であることをうれしく思います。

時に交わり、学びを深めながら、これからも道を歩んでいきましょうね。

 

最後に、Mさまからの追伸です。

「資料部分に載っている治療のための伝統レイキの技法も、使い始めました。」とのことです。相変わらず寝落ちはしてしまうけれど効果を感じている、とのことでしたよ。

写真は、いつの頃からか自然に増えたピンクの小さなお花です。冬になれば枯れてしまうのですが、今、風の城のまわりに美しく繁茂しています。

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