澄み渡る意識

夜の公園。

父の愛犬の散歩の途中、立ち寄って少し体を動かす。

初日は、その暗闇にちょっぴりドキドキしたのだが、その日は違っていた。

暗がりなのに、あたたかくやわらかなものに包まれて氣持ちは安らぎ不安がない。

光に満ちているといったらよいのだろうか?

消して見えるわけではないが、体感を通じてそんな氣持ちになる。

わたしは自分の意識が澄み渡っていくのを感じていた。

実はこの2月は、父が股関節の手術をした。

それに伴い、スケジュールが許す限り、実家に何度も滞在し、母とともに父の入院のサポートをしていた。

夜は父の付き添いで病院に泊まりになる母にかわって、昼間はわたしが父に付き添った。

夕食を済ませた母がくると交代で実家に戻り、必要な家事や買い物をこなし、昼頃おにぎりを作って病院にいき、病室でみんなでご飯を食べる。

夜から朝にかけて毎日一人ですごしていると、この親子三人でのランチタイムがささやかな楽しみとなった。

夜の公園での体験は、そんの最中のことだった。

誰かの為に何かをする。

奉仕ってこういうことなのだろうか。

好きなことをするワクワクとはまた違う、胸の奥から静かな慈愛がこんこんと湧き出てくるような・・・・。とても愛おしい感触だ。

不思議と満ち足りて怖いものがないという氣持ちになる。

わたしの中からこういう氣持ちが湧いてくるのもまた奇跡であり、それもまた人間としての良き可能性なのだと思うと、希望が湧いてくる。

思いがけない至福に包まれた二月であった。

写真は、小学三年生の姪っ子が夏休みに書いた、父の愛犬MOMO。その辺の紙切れに、さらさらっと書いただけのものだが、MOMOの雰囲氣を絶妙にとらえていて心に響く。姪っ子の写真と一緒に父の病室にかざってあります。

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