Archive for 2019年9月24日

「上昇海流」@ジブリ美術館

ジブリの大ファンという主人の姉を伴って、ものすごく久しぶりにジブリ美術館を訪れました。

わたしたち夫婦にとっては三回目のジブリ美術館。最後に訪れたのは、もう10年近く前のような氣がします。

もう知っている場所だし、義姉の付き添いという感じで何とも氣楽に足を運んだのですが、「動き始めの部屋」に展示されていたひとつのゾートロープに心がくぎ付けになってしまいました。

館内は撮影禁止なので、画像がありません。こちらの記事の後半にこのゾートロープの写真と記事があります。

その手元から飛び立っていく、無数の白い鳥を見送るように顔をあげるロボット兵。

心など宿るはずもないロボットの、生き物と心を通わせているかのようなその姿が、人々の心の琴線に触れる・・・。

多くの場合、見る人にそんな感慨を与えてくれるゾートロープなのだろう。

しかし、わたしにはそんな人ごと(ロボット事?)には思えなかった。

長いあいだ
心を覆っていた鎧が
ふとしたきっかけで
くずれ
剥がれ落ちていく、、、

そんな瞬間に出会ってしまった人の姿と重なってみえたのだ。

鉄の塊でできたロボット兵が、今のわたしたちの心の姿に思えてならなかった。

わたしはそのゾートロープの前で、立ち尽くした。

頑なさが溶け
心の中に
熱いマグマが沸き起こるとき

人は
食べて寝て
生きているだけのものではなく
尊い何ものかであることを
自覚する

それは
透明で温かな確信にみちた力

魂が沸き立ち
「そうなんだ!」と
わたしたちを鼓舞する力だ

しかし
何かに囚われている時
この力は使えない

悩んでも
間違っても

この力を感じられる場所に
戻って来ることができればいい

ロボット兵が
鳥に心を開いたように

わたしたちの心もまた
重たい鎧を脱ぎ捨てて
はばたくのを待っている

一緒に行った義姉はジブリの世界観に大喜び!!!

子供のように無邪気にジブリの世界観を堪能してくれていました。

その世界観をいかに大切にしているか、そしてまた遊びに来てくれるわたしたちゲストのことも同じくらい大切にしている氣持ちが伝わってくるジブリ美術館。この世界とわたしたちに対する深い思いやりを感じられる空間です。

並んではいったカフェ「麦わらぼうし」では、ごちそうスパゲッティ、ポタージュスープをいただきました。有機栽培のお野菜など体に良い材料をふんだんに使っているので、おいしいだけでなく、いただいているとお腹の底からポカポカと力が湧いてきます。

良いものを届けたい!
この世界をより良きものにしたい!

そんなポジティブな力がお料理から伝わってきて、じんわりと癒されました。

デザートには「ふぞろいのいちごのショートケーキ」をいただきました。スポンジが妙においしくて、程よい甘さのやさしいケーキ。

これ、いままで食べたことのあるイチゴショートで一番好きです。

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

・風のつどい(レイキ交流会)
9/28 参加者募集中!

・こかげの会(レイキ練習会)

・レイキ講座 随時受付中!

・HPの最新記事はこちら

風の城☆Art Gallery

Art work saori nakazato
なかざとさおりさんの水彩画
ポストカード(原画)は500円から
お求めいただけます♪

Kaoruの天然石ブレスレット
展示販売しています☆彡

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆

悲しみと生きること

ほほ笑みをたたえて

悲しみと生きること

それは

辛い時も作り笑いをするということではない

歯を食いしばってがんばるのでもない

色んなものを手放していった先

深い深い奥底に広がる

透明で温かな

希望という名の心の海で

この世の悲しみを抱いて生きること

「菩提樹の家」という歌があります。


ひょんなことからその歌声が氣になって最近手に入れた、原田知世さんの「music & me」というアルバムに収録されています。

歌のおわりの歌詞はこんな風です・・・

大地の下の悲しみ

 

彼等とともに生きていく

 

わたしの中に溢れる

人の悲しみとともにあること。

人の痛みとともにあること。

今年になって、辛い状況にある両親と向き合うことで、その心の片りんを学びつつあるわたしに、この詩の世界観が深く共鳴しました。

このアルバム。

実は、「色彩都市」というこちらの(↓)歌がお目当てだったのです!

「・・・いつでも心は雨のち晴れ~♪・・・」

好きな人の傍らで時めく心をうたったこの詩の世界観は、大切な人とのささやかな日常を慈しむ心とシンクロします。

この曲が大好きで、アルバムを購入する前は、数えきれないほどこの動画をリピートしました(*^-^*)

原田知世さんの歌声。

等身大の自分であることの心地よさを想いださせてくれるような、知世さんの持つ「音」に、今、とても惹かれています。

冒頭の写真は、先日初めて訪れた日本橋高島屋。百貨店で初めて重要文化財に認定された建物だそうです!正面口から入って地下へと繋がる階段のあたりが、広々としていてワクワクしました。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

・風のつどい(レイキ交流会)
9/28 参加者募集中!

・こかげの会(レイキ練習会)

・レイキ講座 随時受付中!

・HPの最新記事はこちら

風の城☆Art Gallery

Art work saori nakazato
なかざとさおりさんの水彩画
ポストカード(原画)は500円から
お求めいただけます♪

Kaoruの天然石ブレスレット
展示販売しています☆彡

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆

見えざる力

ようやく涼しくなりましたね。

虫の声は、いよいよ美しく、心の水面に心地の良いウェーブを描きます。

近所の草地は、せんだっての台風でそこかしこに折れた樹の枝が散乱して荒れています。草もいまだかつて見たことがないほど伸びていて、スニーカーで踏み込むのは少々勇氣が要ります。

見えないところには何が潜んでいるかわかりません!!!

しかし、その中からは、虫の声が響き渡っています。

木陰の下の、草の生えていないところを探して、先日のクラスで先生に教わったことを想いだしながら、そして、今整えられつつある自分の体のバランスを観察しながら、スワイショウなどの準備運動を終え、套路を始めてしばらくたった時でした。

わたしは、新な感覚と遭遇しました。

身体中の関節という関節。

小さな指の関節のひとつひとつまでにも、綺麗に隙間が空いていくイメージ。

関節という関節の、その小さな空間のひとつひとつがしなやかな弾力を持って、わたしの体を支えてくれている。

そして、そのひとつひとつは、まるで水中での浮袋であるかのように、わたしに浮力を与えてくれているのである。ここは地上だというのに!!!

以前にも浮力を感じたことがあるが、今から振り返るともっと全体的なもので大雑把なものだった。そして、こういう新たな感覚は、慣れてしまうともうわからなくなってしまうものだ。変わった時は、思う存分その感覚を楽しむことにしている。

見えざる力が、軽やかに無限へとわたしを動かし導いていく様を静かな歓喜を持って、わたしは眺めていた。

自分で動くのではなく、見えざる力によって体が自然に動いてしまうのだ。

先生は、その力がとおる道を「龍脈」と教えてくれた。

わたしは、その動きの「勢い」の単に通り道でしかなった。

通り道といったらレイキと同じじゃないか!!!

「うーーーー!!!」

「あーーーー!!!」

こういう体験をするたび、みんなと分かち合いたいと思う。

なぜって!

そりゃぁ、ものすごく面白くてワクワクするから。

自分ではない何者かが自分の中を通っていく。

快感、至福、躍動!!!

こういう面白さを分かち合うクラスを一つくらい作りたいとずーっと思っているんだけれど、今日の体験で、それがちょっと現実味を帯びたかな、と思う。

もう太極拳のクラスに通い始めて、月謝袋はこの9月で10枚目になるのだった・・・(>_<)

その日の午後は、ちょうどヒーリングのお客様でした。

ヒーリングを始めてすぐに、草地での体感が蘇り、レイキの通り道となっているわたしは、自分が光の原石のように感じられたのです。

写真は、新東名NEOPASA駿河湾沼津(下り)でみつけた氣持ちの良いテラス。ドライブの休憩はこんなところでお茶できたら嬉しいですよね。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

・風のつどい(レイキ交流会)
9/28 参加者募集中!

・こかげの会(レイキ練習会)

・レイキ講座 随時受付中!

・HPの最新記事はこちら

風の城☆Art Gallery

Art work saori nakazato
なかざとさおりさんの水彩画
ポストカード(原画)は500円から
お求めいただけます♪

Kaoruの天然石ブレスレット
展示販売しています☆彡

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆

自分の中に入れてみる。

残暑厳しいとある日の朝。

青空をバックに広がる稲穂の海。

青々と光るその力強さに、大いに勇氣づけられ、癒された瞬間でした。

辛いこと、悲しいことも多いこの世の中ではありますが、それも魂にとっては大きな成長の糧となりえます。

病室の父とともに過ごすひと時。

父を支える母に寄り添うひと時。

それは、今の、わたしの普段の暮らしでは決して浮上することのない自分の中のネガティビティと対峙するという経験でもありました。

父が、大きな手術の後、急性の呼吸不全に陥りながらも命をつなぎ、わたしに教えてくれたこと。

その学びは今も続いていますが、ようやく父のリハビリにも、「歩けるようになる」という希望を感じられる段階になり、わたし自身も、大きな学びをひとつ終えて、これまでにない心境の変化を体感しているところです。

今回、わたしの家族に起こった事は、一見とてつもない不幸のように見えて、その実、与えてくれるものの大きさを想うと絶句するほどです。

毎日満ち足りてしあわせな暮らしを送っているだけでは、決して理解することができない質のものでした。

辛い時、苦しい時ほど、その対象を自分の中に入れてみる。

そうすると、自分の深みのなかでネガティビティが変化し溶けていきます。

人の心にはそういう力がある。

わたしにとっては、そういう日ごろの理解を、難しい状況でも実践することができるかという大きなチャレンジでもありました。

令和元年は、大きな荒波もなく生きてきたわたしたち家族にとって、とんでもなく大変な年になった訳ですが、そうなることをあらかじめ知っていたら、ものすごく怖かったと思う。

それは、どんな自分に出会うかわからないから。

とんでもない人でなしが顔を出すかもしれないし(^^;

どうしたら苦しい状況の中でも最善を見出すことができるのか?

辛い状況の中でも愛あるひと時を紡ぐことができるのか?

頭はそういうことの為に使うものなんだと、あらためて氣づかされたこの夏です。

写真は、父がお世話になっている病院の周りに広がる田んぼです。

わたしたちにとって脅威になることもある自然ですが、穏やかな自然の光景は生きる力を与えてくれますね。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

・風のつどい(レイキ交流会)
9/28 参加者募集中!

・こかげの会(レイキ練習会)

・レイキ講座 随時受付中!

・HPの最新記事はこちら

風の城☆Art Gallery

Art work saori nakazato
なかざとさおりさんの水彩画
ポストカード(原画)は500円から
お求めいただけます♪

Kaoruの天然石ブレスレット
展示販売しています☆彡

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆