Archive for 2015年12月28日

エバーグリーンの木陰で

kokage3先日は、今年最後のこかげの会(少人数レイキ練習会)。

「レイキといっても、ほんとうにたくさんの数のスクールがありますよね~。」

そんなお話から、ご参加者のおふたりがここ風の城へと導かれた経緯をそれぞれお話しくださいました。

風の城は、「レイキ」というキーワードではそれほど上位には検索されません。

最初になんとなくHPにたどりついて、二度目にもう一度見ようとおもったらものすごく苦労しました、というお話も。

ま、でも、これも「ご縁」ですよね。

HPやブログを読まれて、「レイキを学ぶならここで」と選んできてくださるみなさまのいらっしゃること。

ありがたい、のひとことにつきます。

これからもこうしたご縁を大切に、みなさまに選んでいただける風の城で在れるよう、レイキを楽しく精進していきたいと思っています。

そのこかげの会を前に。

日の光と自然の風を感じたくて。

久し振りにちょっくら公園に足を運びました。

少し体を動かすつもりもあったのですが、やわらかなお日様の陽射しに、乾いた草地をみたら、そんな気持ちもふっとんで。

しばらくそこに寝転んで日光浴。

背中には大地の息吹の心地よく・・・。

しかし、いつまでもそうはしていられません。

むっくりと起き上がり、日向の草地を歩きながら、このままお散歩して帰ろうかなぁと想いつつ、草地の真ん中にたつ大きなどんぐりの樹の木陰に足は向かいます。

冬は寒いし、あんまり木陰にはいりたいとも思わないのですが、この時は、なんだか体が引っ張られましたね。

そして、あら不思議。

こかげの下に足を踏み入れた途端、体を動かしたい気分に!

そこで少し、スワイショウなど体を動かしていると・・・。

呼吸とともに取り込まれる、なんともいえないこの木陰の心地よさ。

たぶん、それはその樹の葉っぱのエネルギーだったんじゃないかな。

「ちょっと。」

「体を動かしたいんなら、僕の木陰に寄っていきなよ。」

今思えば、そんな大樹の粋なはならいだったのかもしれません(笑)。

こかげの会の前の、ほんのひと時。

常緑樹のこかげで体験した、ささやかなよろこび。

自然とのこんなコミュニケーションも、日々の暮らしをゆたかにしてくれますね。

今年も残りわずかとなりましたね。

行く年を慈しみつつ、来る新しい年との出会いを心待ちにしています。

どうぞみなさまも良い年をお迎えくださいね。

そして。また来年。

風の城でお目にかかりましょう!

月と星とクリスマス

treehoshi今日は、クリスマスですね。
みなさん、ケーキは召し上がりましたか?

実はここ数年、クリスマスケーキは星のサロンと決めています。

今年は、二種類ある星のサロンのクリスマスケーキを両方ともいただくという幸運にめぐまれました。

な~に、うちわのクリスマス会に、自分が食べたいという理由からオーダーしておいたのですよ^^。

ふだんはこちらの生ケーキは販売していないので、クリスマスだけのおたのしみ。

そのあたりのケーキ屋さんにはない手作り感とかろやかな味わいは、お口の中であっというまに溶けてしまう、夢の国のお菓子のよう・・・。

やっぱり、星のサロンはいいなぁ。

人が創りだすものには、その心(コンセプト)が必ず反映されますね。

だからこそ、自分にとっても心地よいその世界観をびびびっと感じ取れたとき、心がふるふるっと喜びます。

心地よい共感は、ポジティブなエネルギーとなって、わたしたちを奮い立たせてくれますね。
hoshicard

さてさて。

今年最後のレイキ交流会~風のつどい~も、無事終えることができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

今年もいろいろな方々が行き交ってくださった風のつどい。
こうして続けてこられたことに心より感謝申し上げます。

およそ一年ぶりに顔をだしてくださった方もいてうれしかったなぁ。

お仕事でおつかれのみなさんも。そんな時にレイキをすると、気持ちよくってついついうとうとしちゃいますよね。

はじめましての方も、ちょっとしたアドバイスで、レイキの上手な使い方を感じ取っておられたようで、なによりなにより。こうした瞬間に立ち会うと自然に笑顔になっちゃうね。

一人ではレイキを感じにくい、伸び悩みを感じている。
そんな方は、こうした機会をぜひとも活用してみてくださいね。

(写真は、今回の集いから登場した、星の王子様のカードです^^。)

来年は。

ここ、風の城で、どんな方々と出会えるのでしょうか・・・。

なにはなくとも、笑顔と、いまここの豊かさと。

愛と敬意をもってみなさまをお迎えしていくことができたら、わたしはしあわせですね。

今日はクリスマス。
そして満月。

あなたに。
世界に。
まんまるお月様の微笑みと
祝福のベルが響き渡りますように!!!

「神様はお前なんだよ」

hakone

今朝は冬らしい朝の冷え込みでしたね。

朝から近所への出張施術の日だったのですが、ダウンジャケットに、今年はじめて毛糸のマフラーをまいて出かけました。

みなさん、お風邪など召されておりませんか。

冷えたな~、と思ったら、お風呂にじっくり浸かってレイキで手当てをしてあげてくださいね。

先日は、思い立って夫婦で箱根に出かけてきました。

箱根が揺れたり、懇意にしていた自家源泉の温泉宿が夏から休業に入ったりして、 長らく箱根から足が遠のいていたのですが・・・。

星の王子さまミュージアムのすぐそばにある仙郷楼というお宿を見つけました。

暗くなってからのチェックインだったのですが、広々としたロビーに焚かれた暖炉の火に心が和みました。

夜は、売店をのぞいた後、この暖炉の前でしばし瞑想タイム。

宿の方が、慣れた手つきで薪をくべてくれる姿も。
「これで、あたたくなりますよ。」と。
うれしい心づかいですね。

炎って、ついつい眺めてしまいますね。
一瞬たりとも同じ形を見せることのない、生の連続を見せられているようで・・・。
まるで、生き物のように魅せられてしまいます。

ふと。
魔がさして(笑)。

炎を眺めながら、火の精霊を感じてみました。

すると、ふだん漠然とエネルギーを感じているのとは違う体感が沸き起こったので、興味深く観察してみました。

ちょうど胸部の深部から(心経がイメージされました)強烈なエネルギーがわたしの中を脈打ちはじめ、大きなうねりとともに内を巡り、手足の末端まで熱いエネギーが放射されていきました。

源泉かけ流しの温泉に入った直後だったからかもしれませんが。

これをいつでも発動できたら、冷え知らずなのになぁ、と思うほどでしたよ。

お湯はすばらしかったです。

旧いお部屋に、源泉かけ流しの露天風呂が新しくしつらえられており、「このお風呂が気に入って新しい本館ではなく、このお部屋を指定するお客様もいるほどですよ。」と仲居さん。

なんでも、箱根が揺れた時には、温泉の色が茶色くなってしまったのだそうですが、いまでは、色も元に戻り、より温泉としての質が強くなっているようですよ、とのお話でした。

そのせいなのか・・・。

なんだか、体の温まり方が、全然違うのです。

これまでも、お湯自慢のお宿で湯を堪能してきましたが、泉質の違いなのか、箱根が揺れた後だからなのか・・・。

とにかく、これまで以上に体の芯までしっかり、ホカホカ。

hakone3そして、考えられる原因はもうひとつ。

部屋にしつらえられた露天風呂のすばらしさでしょう。

二方向を囲む障子風の仕切りは、開け放つこともでき、山の新鮮な空気とともに湯を堪能できます。

その障子風を開け放つと、ほどよい大きさの樹が姿を見せてくれるのもなんとも乙でした。

山の空気と、これまでどれだけのお客さんを見守ってきただろうかというこの樹と、お湯のパワーと・・・。

心地よく整えられた自然の空間で、安心して心身を解放できる。

このお風呂にはそんな癒しの効果もあったのかもしれません・・・。

ふだんは、かならず大浴場にも足を延ばすhshimaでしたが、 今回ばかりは、「もう、その必要はないよ。」とこの露天風呂を満喫していました。

ひさしぶりの箱根でしたから、翌朝は、朝食前のまだ暗い内に箱根神社に。

わたしは、湖を望むこの美しい神社が大好きなのです。

まだ、日の出前ということで、明るく照らされたお社の中がよく見えました。

それはそれは大きな鏡が祭られておりましたよ。

神様だと思って拝んで、 顔をあげたら、そこには自分が写っている。

つまり、神様はお前なんだよ。

お前の中に神様がいるんだよ。

誰のなかにもある神性。
それを存分に体現していきていくんだよ。

神社にいくと、いつもそんな気持ちになります。
hakone2

お参りした後は、かならずこの芦ノ湖畔にたちよって、水面を眺めます。

この日も、しずかな風の手のひらが、やさしく湖面をなでているように見えましたが、そこには、静かに見えてはいても、計り知れない力強さがありました。

海とも、川とも違う湖の水面。

このイメージは、わたしにとってひとつの原点です。

レイキをはじめたばかりのころ。

ヒビキとは、心の水面に映し出される影を感じ取るようなものだなぁとよく思ったものです。

そんなわたしにとっての「初心」をあらためて実感したひととき。

来年は、そんな「初心」を深めつつ、新しい自分を再構築していく年になるのかな・・・。

そうそう。

早朝に神社に行くために、まだ人気のない宿の玄関を出た時。

車よせから出入り口の道路へとつながるちょっとした広場があるのですが、と~っても良い気に満ちていることに気が付きました。

そして納得しました。
このお宿の方、仲居さんも、フロントの方も、とても気持ちの良いコミュニケーションをしてくださるのですよね。

そのいちいちに。
「来てくださってありがとう、心地よく過ごしていらっしゃいますか?」
そんな気遣いを感じるのです。

箱根仙郷楼さん。

また、行きたくなるお宿です。

もちろん、部屋指定でね(笑)!

あたらしい始まり&今年最後のレイキ練習会、交流会のご案内

旅という非日常。
沖縄という別世界。

こちらに戻っておよそ一週間。

旅からもどった直後はとても元気で、やっぱり沖縄のパワーはすごいんだなぁ、なんて感動していたのもつかの間。

思いがけない好転反応にちょっとびっくりしてしまいました。

短い間に、わたしという個性のネガティブな側面を凝縮して見せられました。

それは、心の痛みをともなうものでしたが、わたしの中でいまだくすぶっていた古い思考パターン、感情のエネルギーがめでたく 解放されていきました。

おかげさまで、その変化は体にも表れており、もどってから、身体の柔軟性が増しましたよ。

意識の変化は、心と体にも反映されますね。

今は、すっかり経過して、気分も一新。

このブログのサイドバーにもあった自分の写真が、 なんだか別人のような気がしてしまって・・・。

たまたま、旅からもどったあと生まれた写真と差し替えました。

先日のこかげの会の折、ちょうど在宅していた風の城の執事(主人です、笑!) が撮影してくれたものです。

kokage3

さて、そのこかげの会(レイキ練習会)では、もう何度もご参加してくださっているお二人組。

おふたりとも、レイキが大好き!

ヒビキの理解も深く、ゆたかな分かち合いとなりました。

ご参加いただくたびに、新しい気づきや発見を得られるご様子は、頼もしい限りです。

「レイキを受ける体験をすると、心地よい手の当てられ方や、気の通りやすい手当のポジションが自分の体感としてわかるので、とても勉強になります!」

「自分自身のレイキ的な在り方が、手当てにも反映されていく。 レイキってたんなる療法としての技術ではないところが、とてもおもしろいです!」

そんなご感想を嬉々としてことばにしてくださるおふたりでしたよ。

まさしくレイキの心を受けとっておられますね!!!

年内最後のこかげの会、12/21(月)は、あとお一人様募集中です!

12/20(日)の風のつどいもまだお席がありますよ~。

レイキですっきり、新しい年を迎えましょう~!!!

すべりこみでヒーリング、レイキ講座希望の方も、お気軽にお問い合わせくださいね!

沖縄の旅7 小さな楽園☆垣花桶川

yaharazukasa久高島を後にした後は、浜川御嶽とヤハラヅカサへ。

ヤハラヅカサは、琉球開闢の神アマミキヨがニライカナイからやってきてはじめの一歩を印した場所なのだとか。

満潮時は海の中です。

写真(←)では、上の方がまだ少し出ています。

浜川御嶽は、ヤハラヅカサに上陸したアマミキヨが、旅の疲れをいやすためにしばらく仮住したところだそうです。

ロマンチックな神話ですね~。

kai
ヤハラヅカサの見える浜辺では、打ち上げられた貝がいっぱい。

朝に、久高島でみた浜辺の貝とは全然違います。

朝、存分に水辺で戯れたせいか、この浜辺では、まったくそういう気分になりませんでした(笑)。

そして、いよいよ、いってびっくり垣花桶川(かきのはなひーじゃー)。

突如として眼前に現れたメルヘンワールド!!!

だれもが童心に帰ってしまうような、小さな楽園。

ゆるやかに。なめらかに。

永遠という時の流れが、静かに刻まれているようでした。

ここの水は、名水百選にも選ばれているそうです。

ここの水は腎にいいんだよ~、とは、クラリスのたえこさん。

腎のアップをはかりたいわたしには願ったりかなったり。

ここの水に足をつけると、なんともやわらかで心地よい感触。

ひんやりとしてくる感覚はなかったので、そのまま足を浸し、水場の石に腰かけて、久高島からもどった時に港でかった油味噌のおにぎりをほおばりました。

こうして、食べ物をいただくことで、その場の気も存分に取り込めるような気がしてね^^。
kaki2 kaki3 kaki ka1

ここでは、ひとりしずかに瞑想をしている人もいましたね。

振り返れば青い海。

緑豊かな風景に、なめらかな水。

海の水とは違う山の水の心地よさ。

嬉々として水場で戯れるわたしの傍らを、いろんな蝶が行き交います。

中でも、羽の端のオレンジが美しいツバベニチョウが愛らしかったですね。

kaki4久高島の海に浸した小さなスモーキークォーツ。

ここの水にも浸しました。

お隣さんは、旅の仲間の相棒、美しいレムリアン水晶。

しばし、石たちの歓談のひととき(笑)。

もう、ずいぶん昔に買い求めたこのスモーキークォーツ。潜在意識が活性化するといいなぁ、と。

この旅に石はひとつだけ。忍ばせてきました。
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後ろ髪をひかれる思いで、この、小さな楽園を後に訪れたのは、海の絶景がたのしめるカフェやぶさち。

テラス席で眺める景色もまたすばらしい!

久高島の海と、垣花桶川の水にごきげんのスモーキークォーツも記念撮影。

旅の記憶は、しっかりとこの石にも刻まれましたね!

もう旅も終わり。

今夜は、那覇のホテルでゆっくり過ごし、明日は、お昼の飛行機で羽田へと向かいます。

 

 

 

 

 

沖縄の旅6 イシキ浜の朝

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久高島。

二日目は、まだ暗いうちから起きだしイシキ浜で自力整体。

水平線から朝日が昇るのを眺めます。

 

 

 

 

 

日の光が砂浜を照らします。i3

波に洗われて、すっかりまぁるくなった小さな貝たち。

砂の粒も美しくて、見とれてしまいます。

 

 

 

 

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ふと、ふりむくと、芸術的な光景が!

自力整体をしているみんなの影も一緒に。

 

 

 

 

 

 

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自力整体の後、水際で戯れる大人たち。

大自然の水辺では、みんなが子供になるね!

 

 

 

 

 

 

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もちろん、わたしも!!!

日の光と、風、大地のパワー、波の音。

大自然の懐にいだかれ、ただただ歓喜するひととき。

打ち寄せる波を眺めているだけで飽きないの。

 

 

 

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帰り道。

赤毛のアンのような田舎道。

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