「祝福の水路」

義父が、ひしゃくで一杯ずつ、墓石のてっぺんから水をかける。

それを見ていた甥っ子がいった。

「氣もちよさそうやな・・・。」

「仏さんはお水が好きなんやで。」

義姉が続いた。

人というのは、こうして形(見えるもの)を通じて心を通わせていくんだな。

甥っ子と義姉の会話をきっかけに、深いところに眠っていた愛が花開いたように、わたしの心が震えた。

一瞬にして、この「墓参り」が、わたしにとって「祝福」となった瞬間でもあった。

義両親と主人。そして、甥っ子二人と義姉、義兄と。

この夏はタイミングよく、そして、はじめて主人の姉家族とも一緒の墓参りとなった。

墓参りという形の奥にある人々の心。

見えるものの影に、その心を見る時、人は愛を取り戻す。

そして、すっかり形だけになってしまっていたものに命を吹き込むことができる。

そんな感慨がわたしを満たした。

午後は、一人で映画に出かけた。

大阪の十三という駅の近くにある小さな映画館。

そこでエドガーケーシーの「リーディング」が上映されると知り、思い切って足を運んだ。

初めて降りる駅。初めて歩く街。

独りならではの氣楽さも、この新鮮な感動に拍車をかける。

映画は、主に、ケーシーのリーディングによってもたらされた療法を取り入れて難病を治癒した人々、医師や、心理療法士、カウンセラー、催眠療法士などのインタビューと再現ドラマからなるドキュメンタリー。

ケーシーのはじめてのリーディングが、自分自身の病気(声が出ない)の解決のためだったこと。

彼がリーディングに導かれたのには、人の役に立ちたい(特に病気のこどもたちを救ってあげたい)という純粋な想いがあったこと。

彼のリーディングに過去性に起因する情報がもたらされるようになった時、クリスチャンとしてはとうてい受け入れられることはできない、という深い葛藤があったこと。

こうしたエピソードは初めて知るものばかりで、再現ドラマにはとても引き込まれました。

映画の中では、心に響く数々の言葉があったのですが、わたしの記憶の中にしっかりと定着し、明確に持ち帰ることができたのはこのふたつ。

「祝福の水路となりなさい。」

「カルマとは記憶である。」

自分がどんな記憶(過去)とイメージ(未来)をもって生きるかが、この時代を生き抜く鍵になる。

苦しい記憶は許しと理解で手放して、自分や周りを豊かにするイメージをもって生きる。

そうなれば、地球や宇宙にもその波動は伝わっていく。

わたしたちひとりひとりが、自分自身に本氣で取り組むことが、この世界を救うことになる。

人間にはそういう力があるのだ!!!

わたしの中にもあるそんな希望を、増幅させてくれるような映画でした。

写真は、この夏に訪れたポーラ美術館の遊歩道。

箱根に出かけた際にはぜひお立ち寄りください。

とっても氣持ちの良いところですよ^^。

 

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